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パイレーツアップデートとは

いまさらパイレーツアップデートなんて・・・。と、思う方が多いのでは無いでしょうか?

私はこれこそ2016年で注目しなくてはならないキーワードだと思います。

今回はパイレーツアップデートに関する記事を書きます。

 

パイレーツアップデートとは何か

著作権侵害を行っているサイトに対するアルゴリズムです。

昨今、著作権侵害のケースが増えてきています。

大部分は、著作権があることを知らずに画像などを使用してしまっているケースです。

しかし、中にはわかっていながら無断で使用する方や企業もいます。

 

Google著作権侵害の考え方と対応方法

GoogleのLegalヘルプには次のように記載されています。

著作権者には、その作品の独占使用権が与えられます(一部例外があります)。有形の媒体に記録されたオリジナル作品を作成すると、作成者は自動的にその作品の著作権を所有することになります。

「自動的」ということは、申請は必要ないみたいです。

さらにGoogle著作権者保護の為に著作権侵害による削除という報告用フォームを用意しています。もし、著作権侵害の被害にあった場合は申請しましょう。

また、Googleはどのような作品が著作権保護の対象になるかも公表しています。

  • 音声と映像の作品(テレビ番組、映画、オンライン動画など)
  • サウンドレコーディング、楽曲
  • 著作物(講義集、記事、書籍、楽曲など)
  • 視覚的作品(絵画、ポスター、広告など)
  • ビデオゲーム、コンピュータソフトウェア
  • 演劇作品(劇、ミュージカルなど)

なかなか難しいところはあると思いますが、画像や映像をコンテンツ中に利用している方は一度Legalヘルプ-「著作権とは」をご覧下さい。

 

Googleには削除リクエストという方法がある

ひとつ注意しなくてはならない点があります。

著作権侵害を受けた方は「削除リクエスト」というものをGoogleに送れます。

しかし、相手側にも言い分がありますので場合によっては異議申し立てができます。

これは削除リクエストを送った方にも通知が届きます。ここで侵害行為の差し止めを提訴したという証拠をGoogleに送らないをいけません。

未返信や証拠が送れないと法律に基づいて、Googleはそのページを復元(再インデックス)します。

ということは、Google検索に再表示されるということです。

 

著作権侵害されている人も著作権侵害している人も気を付けよう

この記事を読んでも「自分は大丈夫だろう」と思う方がいましたらそのままサイト運営を続けてください。いずれ必ず天罰が下るでしょう。

また、申請する方も慎重に行動してください。何でもかんでも削除リクエストして最終的に裁判で負けたらそれはご自身の責任です。本当にそれは自分が作成したオリジナルなのかをよく確認しましょう。

 

Googleからコンテンツを削除する

Removing Content From Google - Legal Help

デジタルミレニアム著作権法

Digital Millennium Copyright Act - Legal Help

著作権ヘルプセンター

Copyright Help Center - Legal Help